インフラ屋の戯言

社会に対して思うこと、テクノロジーとアートのこととか書いていきたい

社会の変革

最近、コインチェック社のNEMの流出問題を受けて、より社会の認知度が悪いベクトルで高まった仮想通貨。

 

個人的には攻撃を仕掛けたハッカー側への世間的関心と、コインチェック社の加害者イメージを逓減した方がよいかなと思っている。

 

今回の事件の黒幕がメディアによってコインチェックに仕立て上げられてしまったところに妙な事実歪曲を感じた。

 

別に擁護する義理もないし、セキュリティが甘かった会社側の責任っちゃそうなんだけど、報道の仕方に偏りがありすぎるメディアを見てやっぱ日本のテレビってクソだなあ、と思っただけ。

 

流出による悪いイメージがついたおかげでビットコイン相場は暴落しまくっている。が、未だにビットコインの仕組みすら分かっていない地方人もいたりするので、浸透具合は結局首都圏あるいは政令指定都市あたりに限ると思われる。

 

キャッシュレス化も進み、コンビニの無人化、スマホの通信規格5Gの登場など、年始からテクノロジーの進展を垣間見せるニュースが絶えないが、取りこぼさないように一つ一つしっかり情報を把握して行きたい。社会全体のITリテラシーが少しでも高まることを望むし、自分としても周囲にそのような影響を与え、正しい情報を拡散できるパーソナリティの醸成を今後の目標とする。

macbookpro

使い始めて2週間くらい経ちましたけど、すごい処理速度に感動しています。

もともと化石みたいな2011年製のLet's note CF−B10を6年間使い続けてきたのもありますが、動作待ちのストレスから解放されました。

何よりもHDDからSSDに変わったのが一番でかいかな。このご時世開発に携わってる人間としてHDDから脱していなかったのは如何なものかと自分でも思いますが。

 

ただ接続ポートがUSB Type-Cのみなのはやっぱり不便でした。

外付けにバックアップ取るときも変換プラグ必須ですから。この辺はちょっと慣れが必要かな。

 

 

2018年 年頭所感

明けましておめでとうございます。2018年も宜しくお願い申し上げます。

 

去年は3月に引越しをして、7月末に退職、9月に転職をしました。

環境の変化が多かったので、考え方や生活の仕方も結構変わりました。個人的には今現在も良い方向に向かっていると思っています。もともとIT職で仕事をしてはおりましたが僕が思い描く仕事ではなく、定例作業を淡々とこなしていくのみの面白みに欠ける会社に2年8ヶ月勤めました。

入社当初の希望としてはSEになれる話をだったのに入社後は別の部署へ。社会の理不尽を感じた瞬間ではありましたが、いつかお呼びがかかるものと思っていたら全くかからず。この場合、自分で部署異動を切り出したほうが良いことが後々わかりました。

仕事になれることでとても時間がかかってしまい、自分のスキルアップに対して時間的な投資は行えませんでした。

転職後4ヶ月が経った今、金銭的にも時間的にもすごくスキルアップできたと思っています。今までの会社とは正反対の社風を持ち合わせた企業の元で働かせていただく機会に恵まれました。

結局、個人差はあるものの人間は環境によって左右されてしまう部分がとても大きいことが今回の転職によって、より明確に認識できました。

 

去年が変化の年だったぶん、今年はその恩恵を最大限に活用し、飛躍の年へ変えていきたいと思っています。

読書量とブログ投稿数、コードを書く時間、数学や英語、物理学に割く時間を増やします。お金も稼ぐ必要があり、色々な方法を模索している段階です。

 

また去年はガジェットをよく買いました。macbook proipad、iPhone8 plusなど徹底的にアップルに固執しました。やっぱ、GUIが整っているOSを使うのは気分が良いです。と、言いつつもwindows10が触りたくてsurface proの購入も検討中なのですが。

 

あとは音楽的な才能と、美術的な直感性を高めていきたいです。去年からアートとテクノロジーの相関についてすごく考えていて、アイディアとなるものの根幹って芸術的な側面によって呼び起こされることがものすごく多いことに気づくきっかけがありました。

 

やることや考えることが多そうなので、より時間が短く感じられる一年になりそうです。去年にも増して全力で頑張ります。

 

面白い人間とは(音声入力によるブログ)

人間的な面白さとは一体なんなのだろうか。定義は人それぞれだろう。

人生が機会均等ではないという観点で環境に依存した考え方をすると都会の方が田舎の人間よりも機会に恵まれアイディアだとか創意工夫または勉強面とか恋愛面においても田舎のそれより優れることは自明だ。

若いうちに都会に出て行こうとする人間はそういった先見性が早いうちから熟成されてゆくので機会に恵まれやすい。自分が不利に追い込まれそうな環境に身をおくことは自分を成長させるということを本能的に理解していると言えるかもしれない。争いや勉強あるいは知識を獲得することを好まないような人間はどちらかと言うと平凡で平均的な人間であることが多いように思える。
(上記の文章は多少手は加えていますが、音声入力により構成しました。そこまで長い文章では無いですが手で入力する手間が省け、かつ滑舌の練習にもなると思いました。テスト的に使ってみたのですがすごく好感触だったのでまたこういった形でブログを書いていきたいと思います。ちなみに内容につきましてはその時考えた適当なことを文章化しています。)

多動力

久々のブログ。

 

最近話題のホリエモンの「多動力」を読んだ。難しい内容じゃないのですぐに読み終わった。以下、レビュー。

 

この本は、「スマホの高度化とかAI、IoTと言っためまぐるしいイノベーションが起こっているこの時代に、日本人は古くからの伝統、慣習を美徳として考えすぎていて、多くの時間を犠牲にしている。石の上にも三年みたいな考えはさっさと捨て、自分が胸躍る色々なことに目を向け、すぐに行動せよ。徹底的に時間の有効化、作業の効率化を図れ」と言った切り口で語られている。

 

僕は彼の信者ではないので、必ずしも彼の言う事が全て現代のニーズに合った行動の仕方だとは思わない。

 

でも、「一つひとつの仕事に全力投球しなければ不誠実、的な考えは終わった」とか「本当はやりたいのに時間がなくて取り組めない事に、いかにして見切り発車をきれるか」など的を得ているなあ、と考えさせられる意見も多々あった。

 

いつもそうだけど、彼は様々な分野の物事に対して非常に断定的な物言いをする。1秒たりとも自分の時間を無駄にしたくない超合理主義的な彼の性格が如実に現れているのだと思う。そして間違っていたらそこで軌道修正する。

 

今の自分のやりたい事が大幅に増えたこの時代、自分にとって必要でないと感じた時間はカットしていくような自己中的な考え方は何も悪い事ではないのかもしれない。逸脱していれば、社会や周囲から指摘され元鞘に戻るだけ。別に何か失うわけじゃない。

 

粉飾で服役する前から、彼のマルチタスクぶりは現代社会の日本人の在り方と一線を画している。例えるなら日本版Elon Muskのようだ。僕も彼の様に完璧主義を廃して、中途半端にでも5つくらいのタスクを並行してできるようになりたい。

 

作業に忙殺されて時間がいくらあっても足りない人、マンネリ化した生活にピリオドを打ちたい人、どちらにも読んで損はない1冊かもしれない。

20161009-懐古

Youtubeで予備校講師の動画が散見され、いくつか見て回った。当時、死に物狂いで紙に計算なり、言語なり書きまくっていたことを思い出した。あの頃から見たら、自分はいかに腑抜けになってしまったのだろう。若いうちは、行き過ぎなければ多少の失敗は許されるし、過ちをしかってくれる人もいる。成績が思うように伸びなくても、適切な努力を適切な方向へ向け続ければ確実に結果はついてくる、と背中を押してくれる大人もいる。

これに対して、社会人とは学生よりも基本的には孤独であり、寂しい存在だと思う。自分のことは自分で賄わなきゃならないし、プロジェクトなり営業なり、仕事の面で自分を奮い立たせるのは自分でやらなきゃだし、責任も問われるようになってくると、いよいよ心の拠り所がなくなってくる。

東大新卒の電通社員の女性の自殺が取り沙汰されているけど、この女性も社会のどこかに拠り所があれば、死ぬところまで行かなくても良かったのでは、と思ってしまう。

僕は東大生でもないし、その辺は分からないけど、東大→電通って完璧なルートをたどってきた以上、途中で弱音を吐くことなんて許されない、的な追い込み方とかしてたんじゃないかな。

暗い話題になっちゃった。僕は死にたいと思ったことはないけど、人生が全然上手く行かないなーと思ったこと、直面したことは何度もある。時間が解決してくれたり、自分の努力が思いもよらないところで発揮されたりして、なんとか今まで乗り越えてこれたように思う。

無我夢中で紙に計算しまくっていた時期を思い出して、あの時くらいに、いろんなこと、本気で頑張ってみようと思って記事を書きました。

 

20160930

取り巻く人、環境が変わると自分も変わることが如実に体感できた。より面白い自分に変化できたことは、良かったと思う。常々「今ここ」の没入感は大切にしているつもりだ。

周期的なものか分からないけど、最近人間にしろ、メディアや物にしろ、あまり自分によい影響を及ぼさないだろうな、と判断したものを即切りできるようになった。

年考えたら超遅い気がするけど、1日おきに違う自分に変われて行っている?(もしくは変われるようになにかしらの努力を行う)ので自分としては、心身ともに調子がよい。

 

これは帰省した時に気がついたことなのだけれど、精神的な成熟と共に人間は孤独になっていくらしい。成熟する人間とは基本的に知的好奇心に満ちているものだと僕は考えている。最近、なんにせよすごく勉強が楽しい。

今日は久々なので、心境の変化の記述だけに留めて、明日からまた学問チックな記事が書ける様にがんばろう。