インフラ屋の戯言

社会に対して思うこと、テクノロジーとアートのこととか書いていきたい

多様化する社会

ここ5年くらいの急激なテクノロジーの発達に相まって、日本の古い価値観が新たな尺度にパラダイムシフトしている。
「AはAでなければならない」という画一的な見方から「AはAだけでなく、BにもCにもZにまでなり得る」というような、受容度の高い社会や個人、コミュニティが形成されつつある。

企業も脱構築をはかり、これまで絶対的だった社内ロジックを転換させ、より柔軟な業務形態、経営体制にシフトした結果、国主導による「働き方改革」も打ち出され、人々の働きやすさが向上していくように見える。

ここで言えるのは、絶対的な価値観など存在しないことがわかった今、絶えず流動的に様々な価値基準が産み出されていることを意識しておかなければならない。

無策で頭ごなしに怒鳴りつけるだけの昔気質な指導者は淘汰され居場所を無くす傾向にあるのは言わずもがな、逆にこれまで風当たりが強かった就労困難層にも、YouTuberやInstagramerなどの個人で価値を創出し発信できるツールが増えたため、働き方の柔軟性が高まっている。(未だにこれらを職業と呼ぶ事に抵抗がある層も存在することは事実だが)

2020年には新世代の通信規格「5G」の登場により、今後も一層、加速度的にイノベーション、価値観や働き方の多様化は進んでいくのは間違いない。